旅行記 2
11 AUG 2006
エミレーツ航空 (MCT)
深夜、ドバイへ向けフライト!
隣の女性が、お話好きで私も珍しく話をしました。 イギリスへ行く途中でスケジュール的にエミレーツを選択したようです。 ドバイへ 40 分程早く着いたので、私はせっかくだからと市内へ誘いました。 早朝とはいえクリークのアブラ (渡し舟)が運行しており、向こう岸へ向かいました。 10 分も経たないのに彼女は暑さでしゃがんでしまいました。 たまたまタクシーが通り、止め、新都心を案内し空港へ帰りました。私はマスカットへ乗り継ぎました。
12 AUG 2006
Al Jabal
オマーン入国後、その足で早速グリーンマウンテンへ向かいました。
グリーンマウンテンは険しい山岳道になっており、軍の許可がなければ立ち入れませんでしたが、近年検問所ではドライバーライセンスだけのチェックで通過が可能になりました。道は舗装されていますが、険しく 4WD走行出来る車でないと通過は許されません。
2090m 迄の上り坂です。
谷合の村へは 4駆の威力の発揮時、途中滝も目にすることも出来ました。
また、ザクロやブトと言う果実が実をつけていました。
オマーンの山々は岩石だけの荒々しいものがほとんどですが、グリーンマウンテンは緑も楽しませてくれました。ただ、日本のような緑の木々とはいかないのがオマーンらしさを感じされられした。
ただ、ワディー沿いには日本のような木々が青々としていました。
また、山岳らしく雷と雨に祟られました。
気候は下界より 10 度以上涼しく快適でした。
13 AUG 2006
Ibra
本日はイブラ経由ドキャム経由でサラーラへ向かいました。
東海岸は涼しく 25 度位でしたが、風がきつく息が出来ない程でした。
ハイマに宿を取る予定でしたが、部屋はCLOSE。時間は、20 時ということもあり、ハイマより先のGSの脇にトラックの運ちゃんと同様に車を宿にしました。
ハイマのホテルに泊まれなかったのは想定外でした。
今日は移動だけの 1 日になってしまいました。本来イブラでtombの探しものをしたかったのですが曲がる道がわからず、時間的断念したのです。
悔しい!
14 AUG 20066
Wubar
朝 7 時に目覚めチャイを飲み本日は始まりました。カフェSHOPでポリさんに眠れたかと尋ねられました。
ウバルへ向かいました。ここは、湾岸最大の砂漠の手前の街に世界遺産があるのです。
遺跡は小さく あれっ? っと首をかしげましたが、ここでキツネのような猫のような動物を写真に収められました。
このキツネ猫は山岳に住んでおり、夜に目が光のでいつか会いたいと思っていましたが、ここで出会えるとは感動しました。
乳香の木を見た後、サラーラへ向かいました。
サラーラ手前の山岳より雨と霧が、私の視界を奪いノロノロ運転でサラーラに到着しました。
カリーフの時期は日本でいう梅雨のような季節であり、7 月中ごろから 1 ヶ月半もの間霧雨が続くようです。
15 AUG 2006
Salalah
これぞカリーフ!! 本日も雨、気温は 22 度。
サラーラ近郊の草原や山々はテントが沢山連なっていました。
特に、uae、サウジ、クウェートのナンバーの車を良く見ました。やはり、サラーラのカリーフは湾岸の避暑地とつくづく感じました。
ターカ周辺の世界遺産を見学し、観光地であるマグゼイルを訪れました。
マグゼイルで驚いたのは、オマーン随一の観光スポットと思える位の観光客に唖然としました。
波により、間欠泉のように吹き出すのは滑稽でした。
また、この間欠泉のそばにはいくつも穴があり、その不気味な音には驚かされた。
16 AUG 2006
Salalah
また、雨。
今日は散歩がてらに山岳を 4駆で走行しました。
ラクダも道路を横断するが、牛にはまいりました。
車は霧で前方の視界が悪く牛の足を引く寸前でした。牛もびっくりしていました。
畦道を走行したのか車はドロドロで、パトカーに止められて洗えと指摘されました。
どないすんねん!
市内の世界遺産の場所に謎の建物を発見!
今迄入ることの出来なかった遺産を見学することが出来ました。
夕方、霧の山岳を越えマスカットへ向かいました。勿論、本日も車が宿。
夕方にサラーラを出発したにも関わらず、気温は内部に向け 24 度から一気に 40 度の世界へ向かっていきました。
17 AUG 2006
Ibra
朝 6 時に起床。チャイを飲みサナーへ向かいました。
シナーは渋滞でした。シナーはオマーンで一番古いスークがあるということで有名でしたが、朝に訪れたことがなく驚きました。
田舎のスークらしく、魚市場、ラクダ市、野菜と全て一箇所に集約されており、その人の多さに驚きを感じました。
そしてイブラの山岳のtomb探しです。
いや〜参った!
凄いアップダウンの山岳路。これでtombを見られなければ話にならないと思える急降配でした。
しかしながら、美しい自然を横目にtomb発見!
凄い!の一言です。こんな山奥に見事に残るtomb。思わず中にも入ってしまいました。
近くの村を訪れましたが、写真撮影を断られてしまったものの電気も通じていない村にびっくりしました。
18 AUG 2006
Rustaq
本日はマスカットに住む邦人の美女 2 名とルスタクの山岳へのショートトリップです。
バティナへ行ったことがないということで 4駆を楽しめ、安易に行く事が出来ないことから選択しました。
しかし、何故か空が曇っておりサラーラを思い出した。
ナハルは金曜日ということもあり、オマニーの絶好の行楽地になっていました。また、彼女達に 500 bzに印刷されているフォートと言いました。山岳地帯は少しワディに水があり、良い雰囲気が楽しめました。
彼女達もオマーンの本格的な山岳は初めてのようで感動していたようで、ルスタクの山岳を選択して正解だったと胸を撫で下ろしつつ、山岳路の緊張から汗が止まりませんでした。
ほんま、何回来ても怖いっちゅ〜ねん!
しかしながら、ルスタクの山岳はオマーンの最大の観光スポットのひとつであると自負しています。
19 AUG 2006
Muscat
本日はゆっくりと夏のオマーンでの最後の 1 日を過ごしました。
2 年ぶりに大使館を訪れました。
オマーン政府も日本人の観光誘致をしたいと聞きました。
今回の旅行において、マスカット市内を全く廻っておらず、マトラからオールドマスカットを走行しました。
王宮周辺はまだ工事が、終了していなかった。
博物館などを見学しました。
シーブ空港の海岸側には、The waveという計画地を見てきましたがまた、マスカットの自然が一つ開発で無くなるんだと寂しさを覚えました。
少しもったいないような気がする一日、続きはまた次回へ置いておき、ハイアットでアールグレーで時間潰しをしました。
さて、帰国の途につきます。
20 AUG 2006
Seeb Airport
マスカットシーブ空港にて深夜 1 時のフライト待ちです。
とうとう、シーブ空港も喫煙ルームが出来てしまいました。
アラブは日本人より喫煙率が高いというのに…
カリーフのシーズンも重なっていることもあり、いつもより欧州人が目立ちます。勿論、インド・バングラデシュ人は、言うまでもなく故郷に帰る人で賑わっていました。
日本人の姿は見かけなかった。
シェラトン・ホテルでは日本人を見るとインド人の皆が、「こんにちは」と言うようにしているのですが、計 5 日間私に言ってくれなかった…
何故… 私は日本人に見えないみたいだ!
さて、早く飛べ!