OMAN navi !! (オマーンへの誘い)

チータさんの旅行記

 
 
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  • 2006 年 4 月 29 日 〜 5 月 8 日
  • 写真・旅行記
  • 愛知県在住:チータさん
 

 29 APR 2006

セントレア空港
セントレア空港

ついに待ちに待ったOman旅行の日がやってきました。昨年は関空から出発しましたが、今年は自宅から 15 分の中部国際空港 (セントレア)からの出発でした。
思ったよりも混んでいなく 30 分ほどで出国手続きを済ませ名古屋 10:05 発香港、バーレーン経由ドバイ行きのキャセイパシフィック航空での旅でした。
ドバイでの入国手続きはスムーズにいきましたが深夜着だったためホテルからの迎え、ホテルのチェックインなど予想以上に時間がかかり結局寝ることができたのは 4:00 AMで長い 1 日が終わりました。

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 30 APR 2006

らくだ騎乗
らくだ騎乗
ディバ
ディバ

今回の旅行はエミレイツ航空でなかったことと陸路での入国をしてみたかったためドバイ→ハッタ→アルワジャジャ→マスカットというルートでオマーンに入国しました。
このルートで寄り道、欲張りをしなければ夜にマスカットに到着する予定でしたが、予定通りにならず盛り沢山の1日になりました。
朝 9 時頃ホテルを出発しオマーンとの国境近くでラクダに乗り、サンドバイクを楽しみ、昼前頃に本日の 1 番の目的のディバに向かいました。TVで放送された碧の洞窟を見に行くためです。海ではちょうど2時ごろだったため漁へ出る漁師さんでいっぱいでした。ダイビングセンターで場所を聞いてみると場所はわかるが船がないとのこと。場所の名前を聞いてみるとただの“洞窟“とのこと。漁師と 30 分くらい交渉の末おじいさんが連れて行ってくれることになりました。全く違う場所へ連れて行かれかつ英語が通じないおじいさんとの意思疎通ができないためイライラが募りどうしようもない状態のところドバイから外国人観光客を連れてきている船を発見することができました。その船長に通訳をお願いしてやっとのことおじいさんに希望の場所を伝えることができ追加料金を払いやっとの思いで碧の洞窟へ辿り着きました。あの映像の”青“は光の関係で見えるもののため夕方の日が落ちるころに辿り着いた私たちは映像の神秘さを感じることはできませんでした。 しかし目的は達成できたのでこれはこれで満足できました。
UAE最古の石のモスクへ行き貸し出し用のアバヤを着てモスクの中を見学し、ハッタに戻ることができたのは 9 時過ぎ、オマーンへ入国ができたのは 12 時過ぎになり結局マスカットに到着できたのは翌明 4 時でした

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 1 MAY 2006

シンクホール
シンクホール

今日から 3 日間は 4WDを借りてマスカットからの小旅行です。
1 日目はクリヤット→ワディ→シンクホール→ティウイ→カルハット→スーツとまた盛り沢山の 1 日でした。このルートを見ると海岸沿いを走っていると思われますが、あえて山の中へ入り、道なき道を 4WDで走りました。ジャングルのような木で覆われたトンネルを通ったり、橋がない川を水を切って走ったりとオマーン旅行ならではの楽しみを味わうことができました。
このようなアドベンチャーの後、海沿いの道に戻りシンクホールへ向かいました。オマーン観光省としては観光地にしたいようで公園化していました。ゲートを入り歩いていくと柵に覆われているところを発見。覗いてみるとそこが“隕石が落ちた”というシンクホールでした。水はとてもきれいで小さな魚も沢山いて神秘的な場所でした。
次の地 ティウイでは残念なことに自然の恵みのワディに人間の手が加えられ水がせき止められ道路工事が行われていました。街中を走っていると女性たちの集まりに出くわしました。車を停めて写真を撮らせてもらうようにお願いすると即OKをもらいその上参加していきなさいと誘われました。 2 日後にお祭りがあるためその準備で裁縫をしていると言っていました。スカーフの巻き方を教えてもらったり、ヘンナのようなデハンという黄色い液を鼻やおでこに塗られたり、オマーニーコーヒー、デーツをご馳走になったりとステキな時間を過ごし、スカーフをプレゼントしてもらいその場を発ちました。現地の人との交流が何よりも好きな私にとってはとても素晴らしい思い出です。

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 2 MAY 2006

WADI
Wadi Bani Kharid
Sands
砂漠にて

小旅行 2 日目です。スールのホテルを出発してスールの街をドライブしているとまた女性たちの集まりに出くわしました。今回は男性も一緒でした。珍しい光景だったため車を停めて話しかけたところはじめは警戒をしていましたが、 1 番年長のおばあさんが話しかけに来てくれました。スールの人たちもお祭りの準備をしていると言っていました。彼らと少し時間を過ごした後幹線道路を外れ道なき道を走って砂漠へ行きました。 本物の砂漠を目の前にして興奮し子供のようにはしゃぎ遊び、丘の上から駆け下りて靴の砂を取ろうとしたところなんと! 靴の底の部分が取れてしまいました。(左写真)砂漠の熱、自然の力を思い知らされました。
次の地、ワディバニハリードはこの時期には珍しく川の水が多くかつすごい流れでした。このような川で注意はしていたもののコケと川の流れで滑って転んでしまいすべてベトベトになり持っていたものが壊れ、悲惨な状況になってしまいました。結局目的地には行けず来た道を1時間くらいかけて戻ることになり残念な思いをしました。
夕方近くなり、赤い砂漠を見るためにミンタリブへ行きました。そこではベトウィン親子と出会い彼女らの家に誘われコーヒー、デーツをご馳走になりました。 彼女らと少しのんびりとした時間を過ごした後宿泊地ニズワへ向かいました。

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 3 MAY 2006

misfah
Misfah

小旅行の最終日。ニズワからバファラへ行き、壺を作っている工場を少し見学したのちジャブリン城へ行きました。
その後TVでも放映されたミスファ村へ行きました。ちょうど水曜日だったため街で働いている男性や学生が帰宅していました。独特な顔立ちで他のオマーン人と違うなと感じました。村の中を少し歩いた後、下山しようとしたところ山の上へ向かう道(車の通った跡)を見つけました。
ジェットコースターに乗っているような感じのアップダウンが激しい道を進みUターンもできずただひたすら前に進むのみでした。しかし 1 時間くらい経っても他の車に合わず先が見えない上ガソリンの量が心配になりギリギリUターンができるところを見つけ引き返しマスカットへ戻りました。 4WDだからこそできる日本では体験ができないような旅でした。

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 4 MAY 2006

ビリヤニ
ビリヤニ

朝はいつもよりもゆっくりしてアバヤ、スカーフ姿でグランドモスクへ向かいました。残念ながら観光できる時間ではなかったため中へ入ることができませんでした。
そのままドライブをしながらバウシャの古い土の家を見てまわり、シティセンターで買い物をして前日までの疲れを取るためにホテルへ戻りました。
夕方はマトラスークへ行きました。マトラスークは何度来ても楽しいところです。昨年覚えた交渉方法で半値くらいまでディスカウントしてパシュミナのスカーフや香水などを買い閉店ギリギリまで楽しみました。

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 5 MAY 2006

hotel
Hotel

新しくできた 3 つのホテル (Al Waha、Al Bandar、Al Husn) を見にオマーン人の友達に連れて行ってもらいました。一番新しい Al Husn Hotel ではなぜか雑誌の取材人と思われたらしく(オマーン人の友達が大げさに紹介するため)特別に客室、図書館、VIPルームなどを紹介してくれました。新しいホテルはとてもキレイで中東、アジア、欧米がミックスされている感じがしました。次はぜひ泊まりたいなと思うホテルでした。お客さんは現段階ではほとんどヨーロッパからのようです。
夕方マングローブで有名なキランに連れて行ってもらい友達が手配しておいてくれた船に乗って 1 時間ほど海を楽しみました。船から見た夕焼けはとてもステキで忘れられません。
マスカット市内へ戻りオマーン人の友達と再会して思い出話、近況など報告し合い、あっという間に時間が過ぎ再会を約束してホテルへ戻りました。

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 6 MAY 2006

アムアージュ本社
Amouage

帰国の日です。 アムアージュの工場を見学した後、ソハール経由ドバイへ向けて出発しました。ソハールでの休憩以外は車を停めることなくオマーン出国手続きをしてドバイ空港へ向かいました。
空港ではスムーズに出国手続きを済ませ 00:20 発香港行きのキャセイパシフィック航空に乗り込みました。

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 7 MAY 2006

ドバイ空港
Dubai

香港経由セントレアへ無事到着することができました。
今回はハプニング連続の旅でしたが、とても楽しく盛り沢山、充実したオマーン旅行でした。また来年も行きたいと思っています。

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 旅程表

名古屋→香港→ドバイへ
ドバイ宿泊
ドバイ→ハッタ近郊の砂漠→ディバ→マスカット
マスカット宿泊
マスカット→ワディ→シンクホール→ティウィ→スール
スール宿泊
スール→ワディバニーハーリド→ワヒバ砂漠→ニズワ
ニズワ宿泊
マスカット観光
マスカット宿泊
マスカット観光
マスカット宿泊
マスカット観光
マスカット宿泊
マスカット→アムアージュ→ドバイ
CX機中泊
ドバイ→名古屋
 
 
愛知在住 チータさんからの旅行記リポートに感謝いたします。
このページ (チータさんの旅行記) の写真は全てチータさんより提供されたものを使用しています。
 
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