KKさんの旅行記
28 MAR 2006
飛行機が遅れたものの、朝 10 時ごろオマーンに到着。マスカットへのバスを探すも乗り場がわからず、人に聞きながらうろうろしていると、オマーニがルートタクシーを停めて乗せてくれました。
マトラでホテルを決めた後は、マスカットを歩いてみることに。青い海に険しい山が迫っている景色が本当にすばらしく、マトラからオールドマスカットまで歩きました。 (最後の方は暑さにやられていましたが・・・) その後、スークなどを見て宿へ。ライトアップされた建物や船、その明かりが海に映る様は本当に素敵でした。
29 MAR 2006
朝のバスに乗ってスールへ。お昼ごろにスールに到着。海を見にいく。スールの海は本当に青く、そこに鳥が遊んでいる様子はとても絵になりました。その後、やはり砂漠へ行くことが諦められなかったため(マスカットのホテルで聞いたときは、ワヒビへの日帰りツアーで RO 110 でした。
一人で RO 110 出すのはきつく、諦めていたので。こういう時、やはり車がない&シェアする相手がいないのはきついです。)スールのホテルを回ってツアーがないか聞いてみることに。すると、 RO 25 で砂漠へ連れて行ってくれるとのこと。そのホテルの人は、私はそこに泊まっていないにも関わらずとても親切で、スールの地図と見所を紙に書いてくれました。時間がなかったのでダウ造船所には行きませんでしたが、そこまでの道沿いの干潟でダウを修理していた (多分) おじさん達が、写真を取らせてくれたり、私にも実践させてくれたりしました。この日はそのままホテルに帰り、次の日の砂漠に備えました。
30 MAR 2006
朝、迎えにきてもらって砂漠へ。女一人でツアーに行くことが始めは少し不安でしたが、本当に最高の思い出が出来ました。運転してくれたおじさんも、とてもいい人で、道にラクダがいたりヤギがいたりすると車を停めてくれました。彼は砂漠のすぐ横に家を持っており、まずはそこで彼の家族からもてなしを受けました。
その後、車を 4WDに乗り換え、砂漠へ。途中、彼の友達のベドウィンのところにも寄ってくれ、そこで子供達と話したり、フルーツをいただいたりしました。砂丘では、サービス満点車でアップダウンしてくれた上、私にも運転させてくれて、十二分に砂漠を堪能しました。その後、デーツ園を案内してもらい、家に戻り、お昼をいただきました。彼の奥さんが作ってくれたのですが、オマーン風に手で食べるのは難しかったけれどとても美味しかったです。
その後、帰りのマスカットへのバスに間に合うようにバス停まで送り届けてくれました。本当に、最高の一日でした。この日はマスカット泊。そういえば、スールでは一人の観光客にも会いませんでした。ホテルも私一人だったようです。
31 MAR 2006
前日ホテルで申し込んでおいた、イルカツアーとスノーケリングへ。朝、ホテルまで迎えにきてくれ、車で船まで向かう。同じツアーの人たちと船に乗り込み、沖へ向かって 30 分ほどいくと、並んで泳ぐイルカに会えました!そこまで沢山というわけではありませんでしたが、野生のイルカを見れて大満足です。
その後、一度陸に戻り、今度は船で入り江に行ってスノーケリングをしました。こんなに陸の近くなのに、沢山の魚が泳いでいてびっくりしました。水が本当に透明で、波を通したお日様の光が海底で揺れている様子は本当に美しく、一緒に揺れていると、そのまま海にとけてしまいそうでした。この日は疲れていたこともあり、このままホテルで休みました。
1 APR 2006
朝のバスでニズワへ。ニズワのフォートはとても綺麗に修復されており、クッキーで出来た、お菓子のお城みたいな雰囲気です。でもやはり、ところどころにある仕掛けを見ると、砦なのだなと実感します。砦の上から町を見渡すと、周りにデーツが広がっていて、とても綺麗でした。その後、スークなどを見、町をぶらぶらして夕方のバスでマスカットへ戻りました。
2 APR 2006
午前中はスルタンカブースモスクへ。ルイからルートタクシーがでているとのことでしたが、見つからなかったのでタクシーでモスクへ。入り口でスカーフで頭を覆う。モスクは本当に豪華で、美しかったです。
シャンデリアがとても美しく、贅の限りを尽くした感じです。帰りは大通りに出てルートタクシーを拾って戻りました。その後はスークをぶらぶらし、空港へ。深夜の飛行機で帰路につきました。
ひとこと
女性一人旅で気をつけたこと やはり、町を歩くとほとんどの車にクラクションをならされ、声をかけられます。また、フィリピン人出稼ぎ労働者と間違われることが多く、 “いくら?” と聞かれたこともありました。(露出の激しい服装はしていなかったのですが。)ツアーなどに一人で参加するのも少しこわかったですし。長袖シャツ、だぼだぼのジーンズをはいていても、悪目立ちはしました。でも自分さえ気をつければ、女一人でも全然大丈夫な国だと思いました。何より、人は優しいし、自然はすばらしいし、本当に大好きな国になりました!
旅程表
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