OMAN navi !! (オマーンへの誘い）

なつめやしを英語ではデーツと言います。
味は干し柿に似ており干し柿が嫌いな方は、デーツを受け入れにくいかと思われますが、オマーンを訪れられたなら是非一度はご賞味下さい。
田舎の集落やフォートの管理人の方が、アラビアンコーヒーと共にデーツを食べている姿をよく目にしますので少々お邪魔して拝借するのも良いでしょう。 デーツをお土産にされるのならショッピングセンターなどでパック売りなどもありますが、デーツもブランドで攻略されるのなら、サウジ・アラビア産のデーツであるバティール (Bateel) をお勧めします。
マスカットのインターコンチネンタルホテル横の直営店や、ドバイ国際空港の免税店などで購入することが出来ます。

オマーンの伝統的なお菓子です。
このオマニーハロワ (英語で Omani Sweets) は、専門小売店があるほど認知されており、日常生活に溶け込んでいます。
食感は名古屋銘菓のウイロウと羊羹の中間に値する食感です。

オマーンは古くから養蜂業が盛んで、日本ではあまり見ることの少ない黒々としたものもあります。
味は少々スパイスの効いた感覚があり、濃厚でとても純粋です。
市内では一升瓶のようなもので売られているものもあり、近年は隣国イラン産のものが数多くあり、原産地を確認してからの購入することをお勧めいたします。
また、蜂蜜は薬用としても売られているものもありますので注意して購入して下さい。

オマーンの特産品といえばお香が代表されます。
オマーンが海のシルクロードを形成し繁栄していた時代は、お香や香水で国が成り立っておりとても高級品として欧州人に愛用されていました。
是非、御自宅でお香を試してはいかかでしょう。 お香に必要なものは、香炉と火をつけるチャコール(炭）とお香です。
お香には木粉を原料としたものと木の樹液を原料としたものとに分かれ、スークなどのお香屋で容易に購入することが出来ます。
観光客の為にお試しセットのようなものもあり、価格は 1 リアルです。
香炉は安い焼物で 1 リアル程度から購入出来、大きなもので 3 リアル程度します。
また、ステンレス製のものでは 5 リアル以上し、さらに銀製品では小さいものも 10 リアル以上はするでしょう。 日本のお香とは異なりかなりの煙が発生しますので、日本でお香を焚く場合は煙探知機に注意して下さい。
オマーンはお香と香水の国。お香は自宅の部屋や玄関で一般的に焚かれていますが、その煙を服の中へ入れて香水のような効果をオマーン人は楽しみ愛用しています。

オマーンでは香水を利用することが、一般的で多種多様なものが売られています。
様々なガラス細工の瓶が売られており、香水を嗅がせてもらい気に入った香水を瓶詰めして販売してくれる店もあります。 金額は瓶にもよりますが 3 〜 10 リアル位が目安です。 勿論、瓶だけを買うのもお土産には最適です。
また、高級香水店はシティセンターなどにあり、5 〜 40 リアル程度します。 更に最高香水として、乳香を原材料とするアムアージュを忘れてはいけません。約 40 〜 70 リアル程度し、匂いは甘い薔薇のようなもので欧州人好みと思われます。
直営店はシティセンターにありますが、シーブ国際空港でも購入は可能ですし、工場でも購入は可能です。 女性用はモスク型。男性用はハンジャル型です。また、ドバイ国際空港の免税店でも購入可能です。

ハンジャルを日本語に訳すならば三日月型短刀です。
湾岸諸国では昔より、成人男性の証として腰に巻く刀でした。 アラビア語では単語上ハンジャルですが、ハンジャやカンジャとも聞こえます。 オマーンの象徴であり国章にもハンジャルが左上に絵描かれています。 ハンジャルは、レプリカ物で 5 リアル程度、本格的な物でしたら 10 〜 15 リアル程度でお土産屋などで購入することが可能です。 また、より本格的な銀製品でしたら 100 リアル以上します。
帰国の際はスーツケースに必ず入れてください。あくまでも刀ですから機内持ち込みは禁止です。

オマーンを代表する特産品のひとつにオマニー・シルバーがあります。
金製品とは違い銀は安く、お土産に最適でしょう。
宝石箱で 7 〜 15 リアル、ネックレスで 3 〜 6 リアルなどでアクセサリーも多種多様で、オマーンらしいアクセサリーを是非見つけてください。
ハンジャルのネックレスなどもありお土産に最適です。

Made in Oman にとことんこだわるならワヒバ砂漠のベドウィンが手作りで製作されている織物はいかがでしょう。
オマーンの伝統工芸といえる布製品をはじめとする手作りのアクセサリーや小物などを購入することが出来ます。
ワヒバ砂漠などで直接購入も可能はですが、市内の専門店でも購入は可能です。市内の専門店としてはグレート・マスカットのラマダホテルの隣にある OMANI Handcraft House やインターコンチネンタルホテルの隣のショッピングセンター内に OMANI HERITAGE というお店があります。

陶器は、オマーンの伝統工芸品と言っての過言ではありません。
本来、オマーンでは水を冷やす為に陶器の壷が用いられていました。

お土産としては、壷などの陶器製品は大き過ぎるといえますが、小物の陶器製品なども多々あります。

オマニーコーヒーは、デパートなどで袋状のものを購入する事が可能です。

カルダモンの香料が入っているのもをお勧めいたします。

オマーンを旅行された時の思い出をオマニー・コーヒーと共に日本で語ってみてはいかがでしょうか？