旅程を組む
広大なオマーンの地の素晴らしさを充分にご理解いただくためには、旅程の組み方が最大のポイントとなります。
オマーンは、公共交通機関が少なく不便であることから当該ホームページではレンタカーを中心とする旅行をお勧めしています。
公共交通機関を利用した旅は、時間にロスがかなり出ることを認識しておいてください。
首都マスカットだけを訪れる旅もありますが、それではオマーンの良さを 10 %も理解出来ないことにもなりかねないこと理解ください。
オマーンは、時間をかけ郊外を廻っていただくことにより首都とは全く違う素晴らしさに気付かされるでしょう。
マスカット周辺 ( マスカット起点 1 日 〜 2 日 )
マスカット周辺を巡ってみましょう。
マトラスークは、午前中もしくは夕方以降に訪れて下さい。また、金曜日の午前中は閉店の店舗も多く避けた方が無難です。
イスラム社会では昼休みが存在するため 12:00 〜 16:00 の間は閉店します。
平日、午前中に訪れるべき場所は、グランドモスク (木曜・金曜は、入場出来ません) 、マトラの魚市場です。また、マスカット湾のイルカ・ツアーも同様です。
お昼の時間には、バウシャーのフォートや昔の家々もしくは、アルブスタン周辺に足を向けてみてはいかがでしょう。
夜は、アルクルムの遊園地やアルクルムの海岸などを訪れると、たくさんのオマーン人の家族連れに出会えます。
もし、マスカット以外の都市を訪れる時間のない場合は、バウシャーを是非訪れて見てください。容易にオマーンの全体を小さく把握することが出来るでしょう。
ニズワ周辺 ( マスカット起点 1 日 )
ニズワは、マスカットより約 2 時間要します。
ニズワフォートは、独特の巨大ドームを形成しておりの美しく一見の価値があります。ニズワより西へ 30 Km先には世界遺産のバファラフォートや、更に 10 Km 先にはジャブリンフォートがあります。フォート巡りとして代表的なコースと言えます。
また、バファラフォートより 1 Km のところには、数軒のポットの製作工場があり訪問を歓迎してくれますので訪れるとよいでしょう。ニズワとバファラの間を山に分け入る道を進むとミスファと言う山岳の村があります。
オマーンの古くからある村で、丘陵地帯の集落が創る独特な景観に感動を覚えることでしょう。
ワヒバ砂漠周辺 マスカット〜スール移動 ( 1 日 )
クリヤット周辺 ( マスカット起点 1 日 )
マスカットより南 100 Kmという距離で本格的なワディを体験することが出来ます。また、ルスタク近郊の山岳よりは迫力に欠けますが、Wadi Suwayh まで向かえば本格的な山岳ドライブを体験することが出来ます。
東海岸周辺 ( マスカット〜スール移動 1 日 )
マスカットより南のスールへ向かいます。クリヤットより海岸沿いもしくは山岳路を選択することが可能です。
まず、シンクホールという隕石がぶつかって出来た泉の穴を見学し、美しい海岸であるホワイトビーチを走り、ワディで有名な Tiwi を訪れます。ここ Tiwi には 2 つのワディがあり緑のオマーンを感じさせられます。更に進むとカルハットに辿り着き、数百年前のモスクの史跡があります。カルハットには、巨大なプラントと巨大船を見ることが出来ます。ここから舗装道路に戻ります。このカルハット港から日本へ液化天然ガスが輸出されています。
スールは、ダウ船建造で有名な町です。入り江では、運が良ければフラミンゴを見ることが出来ます。
西ハジャール山岳地域 ( マスカット起点 1 日 )
西ハジャール山岳地帯は、緑の自然に溢れており、その環境の中で生活しているオマーン人の生活を窺い知ることが出来、本格的な山岳でのワディやオアシス体験することが出来ます。
雨期の時などは、ワディが形成され本格的なワディロードを 4 WDで走行することが出来ます。
ルスタク・ナハル周辺 ( マスカット起点 1 日 )
レンタカー 4 駆モデル旅程
( 4 駆 (ツアー) で西ハジャール山脈への日帰り)
(マスカット→ティウィ経由→スール)
(スール→ワヒバ砂漠→マスカット)
(ニズワ・バファラ)
(マトラ・グランドモスク等を見学)
公共交通機関モデル旅程
(マトラ 他)
(ニズワ・バファラ)
(ナハルフォート見学も含む)
(ニズワ・バファラ)
(マトラ・グランドモスク等を見学)